感染症情報:「りんご病」で我が子も手足に発疹と発熱で登園できず!

都内で「りんご病」が流行っています。幼稚園や保育園に通わせているお子さんは要注意です。下のグラフからもわかりますが、昨年はそれほど流行はしていませんでいたが、今年は急激に患者が確認されており、幼稚園や保育園でも既に連絡がいっているかと思います。3年前の2015年には春から7月にかけて、今年以上の患者数が確認されています。また収束するカーブを描いていないので、注意が必要です。

 

  今年の「りんご病「伝染性紅斑)」の観測状況

推移グラフ

  グラフは東京感染症情報センターより引用

 

 りんご病は、パルボウイルスB19というウイルスに感染することで起こる疾患で、伝染性紅斑と言われ、「りんご病」という名前からわかるとおり、赤い発疹が出現するのが特徴です。

 実は、昨日から我が子の手足の肌が赤くなっていて、それ以外の症状はあまりないのですが、日光に直接当たったところが赤くなる傾向があり、その後に顔の頬っぺたが赤くなってきました。なんの病気だろうか、アレルギー反応か?と不思議に思っていました。同時に子どもの愚図りも酷かったですね。また、同じタイミングでもう一人の子が今朝から37.7度の微熱を出していて、その子は発熱する3日前に関節の痛みを訴えていました。そこで、病院を受診してきたところ、「りんご病」と言われてしまいました。非常に症状がわかりにくく、判断しづらいです。風邪の症状かな?と思うくらいです。

他の家庭の話を聞くと、ほとんどが家族全員で感染しているケースが多いです。私もこのブログを書き込みをしている最中ですが、間違いなく感染していると思います。子どもにキスとかしまくって、ジュースも一緒に同じストローで飲んでいましたから。潜伏期間が4日から15日ということなので来週あたりに発症するかと思います。

 また、子どもたちが完治しても、このパルボウイルスB19は、家の中で生存していることが確認されているようなので、子供が鼻水を拭いたその手で、おもちゃや家の中を触ったところは、ウイルスが残っていると思っていた方がいいでしょう。

 では、大人が感染するとどうなるのでしょうか。知り合いのママが発症したら、子供たちは軽い症状だった聞いていますが、親は発熱、関節痛、そして”だるさ”もあり、大変だったと聞きました。働いているパパとママにとっては、毎日忙しくて疲れているので、更にダメージが大きくなるのではと思います。僕も正直怖いです。

 妊娠中の方が感染すると、胎児に重篤な影響がでることがあるらしので、気になる症状があるようでしたら、かかりつけの内科か産婦人科にご相談して下さい。