感染症情報:感染性胃腸炎

最近、ツイッターで「感染性胃腸炎で大変だった」と投稿を目にしましたが、実は私も感染性胃腸炎に感染してしまいました。二週間前のある日曜日に、日中は元気にしていたのですが、夜の午後9時過ぎになんかお腹の調子が悪いなって思っていたら下痢をし始めて、それから様子を見ていたら、寝れない暗いお腹が痛くて、寝汗を一晩中かいて、結局十分に寝れなかったです。翌日病院で受診をしたら、感染性胃腸炎と診断されました。それから僕の調査が始まりました。

 

感染性胃腸炎は、間を通じて流行る時期が固定されていて、最も高いのは冬の12月にピークを迎えるようです。そして、年始からこの6月までは割と感染しているようで、今はまだまだ注意が必要な時期です。今後は減少傾向になってきていますが、保健所の集計結果によると6月4日から10日までの間で、都内で1988件報告されています。意外と多いです。

 

感染性胃腸炎 2017年と比較・週ごとの発生状況

(東京都感染症情報センターより引用)

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 都内でみた場合には、どの地域が流行っているかというと、中央区が最も高く、次いで八王子市、江東区、町田市が高いようです。詳細は以下の図を参照ください。

 

感染性胃腸炎 2018年6月4日~6月10日の発生状況

(東京都感染症情報センターより引用)

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その他の感染症で、東京都内で、6月4日から10日までの間で、報告は以下のとおりです。

 結核  都内54件、全国334件

 エイズ 都内12件、全国15件

 梅毒     都内42件、全国95件

 咽頭結膜炎 都内232件

 伝染性紅斑 都内199件

 インフルエンザ 都内50件

 

上記のデータから、気をつけるべきは、意外に多い梅毒です。梅毒はすぐに症状が出ずらく潜伏期間も長いので、すぐに受診しない方も多いかと思うので保健所への報告は少なくなる傾向があると思いますが、マジできをつけた方がいいかと

 

夏になると、幼稚園や保育園、小中学校でプールを始める時期となってきます。うちの子の幼稚園でも今週の6月19日からプールを始めるとのことで、いろいろな感染症を貰ってくるのではないかと心配しています。代表的なのは咽頭結膜熱(通称:プール熱)でないかと。例年通りでいくと7月に向けてこれからピークの季節となるので予防に徹底していきたいものです。また、ヘルパンギーナ、RSウイルス、手足口病もこれから流行ってくるので注意が必要です。